繰り返し使える熱中症対策アイテムとして人気の続くネッククーラー。
28℃以下で凍る素材ですが、冷蔵庫や冷凍庫以外ではどれくらいで凍るのか。
保冷剤を入れた保冷バッグ、水道水、冷房の効いた室内で実験をしてみました。
保冷剤で凍らせてみた
外出時に便利な、保冷剤での冷凍時間。
「飲み物が入った保冷バッグと一緒に入れておくと、溶ける頃には次が凍ってます!」との声をよくいただきますが、何分で使用できるレベルにまで凍るのでしょうか。
放置した場所の室温は30℃前後の日陰、お弁当用の保冷剤を2つ、お弁当用の保冷バッグにネッククーラーと一緒に入れています。
結果は60分
保冷力がそこまで高くないお弁当用の保冷バッグにしては、意外に早くて驚きです。
15分経過して一度チェックしたときには、保冷剤に当たっている部分だけがしっかり凍っていました。
スタッフが私物の保冷バッグに保冷剤と一緒に入れたときには30分で凍ったそうなので、やはり保冷バッグの保冷能力が大切なようです。
今回は小さい保冷剤だけで実験をしましたが、コンビニで売っている凍った状態の飲み物と一緒にすれば、凍る頃には飲み物もいい具合になっているかもしれませんね。
冷水で凍らせてみた
次は冷水での冷凍時間。
こちらもお客様の声で「ネッククーラーを川で放置したら凍っていた」「公園の水にさらしておくと凍ります!」とのことですが、果たして!
放置した場所の室温は28℃前後、水道水は氷などは追加せず蛇口からひねったままのものをバケツに張っています。
結果は、60分経ってうっすら凍った程度。
何故だ?と首を傾げたのですが、外気温が35℃を超えているせいでクーラーも何もない場所では室温が上がり、バケツの水がぬるくなっていたのが原因。
恐らく流水や冷たい水であれば、表記通り15~20分程度で凍るのだと思います。
もしくは氷と水を入れたアウトドア用のクーラーボックスでも◎
ぬるい水でもうっすら凍ったので、災害のような非常時には、とりあえず水に浸してひたすら放置すれば完全に凍ると思われます。
とはいえTPUは加水分解(表面がベタつく等の状態)する可能性がある素材なので、毎回水に長時間浸すのはおすすめできません。
川や公園の水などで冷やす場合はビニール袋に入れるか、浸す回数を減らすようにしてください。
室内に放置なら?
28℃以下で凍るなら、エアコンの効いた室内でもネッククーラーは凍るのでは?
ということで25℃設定のエアコンが1台だけ稼働している社内の、エアコンから5~6mほど離れた机に放置してみました。
結果は3時間
保冷剤より時間はかかりましたが、しっかり凍ってくれてます。
お昼から室温が少し上がっていたので、それも影響しているかもしれません。
会社はクーラーが効いているけど冷蔵庫は無い…という方は、通勤時に着用したネッククーラーを机に放置しておけば、退社時間には凍ってくれているのではないでしょうか。
ちなみにスタッフが涼しい日に寝室の机に放置していたところ、朝には完全に凍っていたとのこと。
クーラーも扇風機もつけてない部屋で凍ってくれるのはありがたいですね。
まとめ:時間をかければ凍る
冷蔵庫や冷凍庫で凍らせるのが一番早いですが、それらが無くても凍るのは外出時には助かります。
保冷バッグがあるなら、使用が終わる頃には次が使えるようになっているので安心ですね。
使いまわす用にとリピーターさんが多いのですが、便利さを考えると納得です。
私はこうやって凍らせたよ、というご意見有りましたら、ぜひコメントでお知らせください!
商品詳細
サイズ展開 | S/M/L |
サイズ(内径) | S:7.5cm/M:9.5cm/L:11.5cm |
重量 | S:約50g/M:約65g/L:約115g |
原産国 | 韓国 |
素材 | 材質:TPU(熱可塑性ポリウレタン) 内容物:PCM(Phase Change Material) |
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