秋冬ファッションの定番素材といえばウールですが、実はメリノウールやラムウールなど種類がたくさんあることはご存じでしょうか?
名前が変わると肌触りもぐっと変わる。今のウールに満足していない方必見!
1種類だけではない多種多様なウール素材をご紹介します。
基礎知識:ウールとは
まずは基礎知識。
ウールとは羊から刈り取った羊毛を加工したもので、天然の獣毛素材になります。
★メリット
- 優れた保温性
- 蒸れにくい吸湿性
- 弾力性に優れ、シワになりにくい
☆デメリット
- 水に濡れると硬くなる
- 獣毛のため虫食いが起きやすい
これらを踏まえて、他のウールと比較をしてみましょう。
メリノウールとは
メリノウールとはメリノ種と呼ばれる羊から刈り取った羊毛のことを指します。
アウトドアメーカーがこぞって使用しているウールで有名ですが、その理由は2つ。
- 他の種のウールに比べて保温性が高い
- 通気性・保温性ともに優れている
例えば寒い冬にマフラーやコートを着て、そのまま電車に乗ると暖房で汗びっしょり!なんて経験はありませんか?
メリノウールは他の種の羊に比べて保温性が高いのですが、同時に通気性にも優れています。
寒いときにはしっかり保温し、汗をかくと放湿してくれるので、適温を保ってくれるのです。
ラムウールとは
ラムウールとは羊の種類ではなく仔羊の羊毛のことを指します。
冬は暖かく夏は涼しい、しわができにくい、吸湿性と放湿性に優れているなど、ウールと同じメリットも。
しかしそれだけでなく、繊維がとても細くちくちく感が少ないことも特徴。
また、繊維が細さで全体がとても軽いので、ウール=重いというイメージが消えるほど。
肩が凝りやすい、ウール独特の肌触りが気になる。そんな方はラムウールを試してみてください。
最強のウール?メリノラムウール
メリノラムウールとは、文字通りメリノ種の生後6~7ヵ月ほどの仔羊のこと。
よくあるウールよりも繊維の細いメリノ種より、さらに細い繊維で抜群の暖かさ。
肌触りもとてもよくなっているので、ウールはちょっと苦手だけど使いたい、という方におすすめです。
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