コーヒーに含まれるカフェインが眠気覚ましに効いたり、コーヒーを淹れる時間そのものがブレイクタイムだったりしますが、実は効果的なタイミングやコーヒーの種類があるってご存じでしたか？
今回は眠気覚まし、気分転換に効果的なコーヒーの飲み方をご紹介します。
コーヒーを飲むべきタイミング
気分転換に飲むのであれば自己判断になりますが、眠気覚ましにコーヒーのを飲むのであればタイミングが大切。
カフェインは摂取してから15～30分ほど経ってから、血中濃度が高まってきます。
お昼を食べた後に眠くなるなどタイミングがあらかじめ分かっているのであれば、逆算してコーヒーを飲んでみてください。
もし可能であれば、その間に仮眠をとると頭もすっきりするのでおすすめです。
ただし夕方に飲む場合は注意が必要。
カフェインの血中濃度や約4時間程度で半分になると言われているので、あまり遅い時間に飲むと夜眠れなくなることも。
夜の睡眠を邪魔してしまっては意味がないので、夕方以降の摂取は新調に行ってください。
アイスよりホットがおすすめ
上記の通りカフェインは摂取してから15～30分程度かかりますが、アイスコーヒーになるとこれが3倍程度の時間を必要としてしまいます。
また、一般的にアイスコーヒーにはカフェイン量の少ない深煎り豆を使用することが多いため、ホットよりもカフェインが少なくなる可能性も。
カフェインの持つ覚醒作用を摂取したいのであれば、アイスコーヒーよりもホットコーヒーのほうがおすすめです。
カフェインが多いのはアメリカン？エスプレッソ？
カフェインは浅煎り、もしくは細挽きであるほど含有量が多くなってきます。
量が多く浅煎りであるアメリカンコーヒーのほうが、実はエスプレッソよりもカフェインを多く含んでいます。
ただしエスプレッソのほうがそもそもの量が少ないので、同じ量だけ飲むと含有量はエスプレッソのほうが多くなってきます。
ブレイクタイムでゆっくり休憩してからお仕事を再開するのであれば、浅煎りで飲みやすいアメリカンコーヒーを。
さっと気分転換してお仕事に挑むのであれば、細挽きで量が少なく香りの強いエスプレッソがおすすめです。
大量摂取は控えて
厚生労働省が提示する、健康な成人の１日のカフェイン摂取量は400mgまでとされています。
これはだいたいマグカップ２～３杯分。
利尿作用があるため脱水症を引き起こしたり、眠気覚ましのはずが不眠症、頭痛、イライラ感を併発することも。
なかなかマグカップ３杯分も飲むことはありませんが、営業でコーヒーをいただくことが多かったり、常にマグカップでコーヒーを飲む方は注意してください。
お酒と同じで用法容量をよく守り、快適にコーヒーとお付き合いしていきましょう。
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