初心者が選ぶべき最初のカシミヤコート
1年経っては買い替える、そんなコートを卒業して、きちんと長く使えるカシミヤコートをお探しのカシミヤ初心者必見!
カシミヤ初心者におすすめしたい最初のカシミヤコートを、選ぶポイント、初心者だからこそ気を付けたいポイントや保管方法などを踏まえてご紹介します。
そもそもカシミヤとは
カシミヤとは、カシミヤ山羊から採れる産毛のこと。
一頭から採れる産毛の量は一年でたった150gほどで、その希少性と織った際の光沢から『繊維の宝石』とも呼ばれています。
暖かさのひみつ
カシミヤの暖かさのひみつは、細い繊維とクリンプと呼ばれる縮れにあります。
細く縮れた繊維は繊維同士が複雑に絡み合いやすく、空気をたっぷり含むことで優れた保温性を生み出しています。
内モンゴル産とは
カシミヤの産地はイラン産やモンゴル産がありますが、その中でもとくに良質な毛とされているのが内モンゴル産です。
他の産地のカシミヤよりも繊維が細く暖かさも違ってくるので、カシミヤを探すときは内モンゴル産で探してみてください。
カシミヤコートの保管の仕方
カシミヤはウールと同じく天然の獣毛のため、保管方法を間違えると虫に食われてしまったり日焼けで色褪せてしまいます。
カシミヤコートは毎日は使用せず、使用後はやわらかいブラシなどで付着した埃を払ってください。
保管は衣類カバーをかけ、なるべく風通しのいい日陰に保管をしてください。
蛍光灯でも色褪せてしまうことがあるので、必ず光の当たらない場所を選びましょう。
最初のカシミヤコートの選び方
コートの丈はひざ丈~ひざ下丈が無難
コート丈とボトムスの相性は、全体の雰囲気造りにとても重要です。
パンツであれば比較的どんな丈感のコートとも相性よく合わせられますが、スカートは違ってきます。
スカートの裾は『コートで隠す』もしくは『コートから少し出す』が基本。
なので、ミモレ丈にも対応できるひざ丈もしくはひざ下丈のコートを選ぶと、着用時にコーディネートに悩まなくて済みます。
ファーは取り外しできるものがおすすめ
秋や春だけでなく冬にも使用できる暖かさを持つカシミヤコートは、首元にファーがついているものも多く販売されています。
しかしそのファーが取り外せないと秋や春に使用できなかったり、殺生にあたるため結婚式やお葬式で使えなくなります。
ファー付きにこだわる場合は、ボタンやループで取り外しできるものを選びましょう。
フォーマルなら比翼仕立て
比翼仕立てとは、表見頃にボタンが見えていないデザインのこと。
スマートな印象で、冠婚葬祭などで使用する場合は比翼仕立てがおすすめです。
4万円台ならカシミヤ初心者でも安心
カシミヤコートといっても裏地の生地の種類や使っているファーで大きく値段は変わっています。
5万円や10万円のものが多く販売されていますが、カシミヤ初心者なら4万円台でもOK
自分の予算と相談しつつ、好みのコートを見つけてみてください。
カシミヤ初心者におすすめのコート
三京商会 公式instagram @sankyoshokai
三京商会の裏情報をお届け @ura_sankyo
※掲載の価格は、掲載当時のものとなります。現在の価格と異なる場合もございます。予めご了承ください。