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撥水加工は水を弾くだけじゃない?意外なメリットとは。

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撥水加工は水を弾くだけじゃない?意外なメリットとは。

本革を水気から守ってくれる撥水加工。

メンテナンスの難易度を下げてくれる便利な加工ですが、そのメリットは水だけに留まらないことをご存じでしょうか。

最近注目を集めつつある撥水加工の、あまり知られていないメリットをご紹介します。

そもそも撥水加工とは

撥水加工とはその字の通り『水を撥ねる』加工です。

そもそも本革は水に弱く、少しの雨やハンカチの水気すらもシミになる可能性があります。

そんな本革を守ってくれるのが、撥水加工。

水を撥ねることでバッグを守り将来的なシミを防いでくれるだけでなく、ケアの頻度を下げてくれる嬉しいメリットがあります。

弾くのは水だけじゃない

撥水加工で革の表面をコーティングすることで、水だけでなく埃や花粉などが付きにくく、かつ取れやすくなります。

本革バッグは使用後にやわらかい布で拭いて保管することが推奨されています。

汚れを取るような特殊なクロスを買わずとも汚れや埃が取れやすくなるので、メンテナンスにあまり手間をかけたくない方にもおすすめです。

撥水加工は取れてくる?

本革への撥水加工は主に2パターンあり、革の上から撥水の成分を付けるものと、革の繊維に撥水の成分を含ませるものです。

前者は革に撥水スプレーをかけているようなものなので、毎日使うようなバッグであれば3年ほどで取れてくる場合があります。

反対に、革の繊維に撥水の成分を染み込ませる場合、革の奥まで撥水が施されるため、傷などがついても撥水の効果はそのまま続いていきます。

上から撥水加工を施しているバッグを購入する場合は、撥水加工のやり直しをしてもらえるかどうかを販売店に聞いておくと良いでしょう。

市販の防水スプレーは要注意!

撥水加工がされていないバッグのために、吹き付けて使える防水スプレーも市販されています。

少し手間はかかりますが、汚れも防いでくれることから、普段から使用している人もいるのではないでしょうか。

しかし市販の防水や撥水スプレーを使用するときは要注意!

バッグによっては、成分が染み込んだ際にシミになってしまうことも。

そのため、本革専門店ではメンテナンス剤や防水・撥水スプレーの使用を推奨していない場合もあります。

端で試して問題がなかったとしても数年後にシミとなって出てくる場合もあるので、そんなときはそれも味として楽しめる覚悟をしておきましょう。

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