冷え込む季節には、コーディネートの主役と言っても過言ではないコート。本来であればいろいろな種類のコートをローテーションするのが一番ですが、お金もクローゼットも有限。
そんな普段使いにおすすめなのは、丈夫なウールコート。まずはウールコートのメリットをご紹介。
メリット1:型崩れしにくい
ウールの魅力は、なんといってもその丈夫さにあります。
高い弾力性で型になりにくいので、電車で長く座る通勤時間などの使用にもおすすめ。
しわになってしまっても、蒸気を当てるだけで簡単に元に戻ります。
メリット2:他の繊維よりもダントツに暖かい
ウールの保温性の高さの理由は、繊維にあるクリンプという縮れがたくさん空気を含み、そこに毛が絡み合っているから。
カシミヤには及びませんが、天然繊維の中でも高い保温性を持っています。
メリット3:意外と大切な吸湿性の高さ
あまり注目されないけれど、大切な吸湿性の高さ。
冬にコートを着たものの、電車や建物内で汗をかいて気持ち悪い、なんて経験はありませんか?
吸湿性の高いウールならかいた汗の水分を吸収して蒸発させるので、温度差が激しい場面でも快適な着心地に。
ウール100%のデメリット
もちろん天然素材なので、デメリットも存在します。
上げられる多くのデメリットは『かための手触り』『毛玉ができやすい』『重ため』など。
これらウール100%を使用したアイテムに多くみられますが、ウールと他の素材を使用した混紡素材で解決することができます。
デメリットを解決するなら混紡素材を
これらのデメリットを解決するなら、ウールと他素材を組み合わせた混紡素材がおすすめ。
たとえばカシミヤとウールとの混紡素材だと『手触りがなめらかに』『軽いのに暖かい』『ウールにはない艶感』を得ることができます。
デメリットを解決するオススメのコート
いかがでしたか?
使うシーン、季節にあわせてウール100%にするのか混紡素材にするのか、自分にあった素材を選んでみてください。