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本革の名入れの焼印と刻印の違い

本革に名入れをする際『刻印』と『焼印』という言葉を見たことはありませんか?

同じ名入れでも仕上がりがまったく違ったり、革の材質によっては刻印に適さない革もあります。

今回はそんな本革名入れに用いられる『刻印』と『焼印』の違いについてご紹介します。

刻印と焼印の違い

『刻印』と『焼印』の明確な違いは、名入れをする手法です。

『刻印』は予め作られた文字やイラストなどの型を革に強く押し付け、その圧で名入れを行います。

柔らかい革は圧力が足りず薄くなってしまう可能性があるため、なるべく硬めの革の使用が推奨されます。

『焼印』は熱した型やレーザーで革を焼いて名入れを行います。

硬い革から柔らかい革まで幅広く名入れをすることができますが、温度を間違えると焼いてはいけない部分まで焼いてしまうため個人で行うことが難しい手法です。

色の薄い革にはしっかりと名入れが現れ、暗い色では目立ちにくくなるのが特徴です。

どっちがおすすめ?

刻印と焼印にはそれぞれの良さがあるため、一概にどちらが優れているという判断はできません。

刻印は硬い革に限定されてしまいますが、名入れをあまり目立たせたくない方にはぴったりです。

また、焼印はしっかりと名入れを目立たせたい方におすすめです。

とはいえ慣れていない方がいきなり商品に名入れをすると破損の原因にもなります。

いらない革で試してから行うか、名入れをしてくれるお店に依頼しましょう。

本革のバッグや本革の財布を販売している通販サイト等では同時に名入れも行っている店舗があるので、購入のついでに依頼すると確実ですね。


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