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本革の種類を調べていると必ず出てくるブライドルレザーという種類。
世間一般によく知られた革ではありませんが、革好きなら絶対に一度は通る憧れの革です。
今回はブライドルレザーの基礎知識はもちろん、エイジングや革好きが語る魅力までたっぷりご紹介します。
ブライドルレザーとは
ブライドルレザーの大きな特徴として、その白っぽい見た目が一番に上げられます。
牛革をベジタブルタンニンという、植物のタンニン(渋)を使って鞣した後、ブルームと呼ばれるワックスやオイルを塗り込んでいきます。
白っぽいのはこのブルームというワックスが見えている状態なのですが、これらを何度も塗り込むことで革の繊維が締まり、耐久度がぐっと上がります。
昔から馬具にも使用されるほどの丈夫さなので、長く使いたい方にはぴったりです。
エイジングの美しさは本革トップクラス
新品のブライドルレザーはブルームが表面に出た状態なので、全体的に白っぽくなっているものがほとんどです。
しかし使用していくにつれてブルームとオイルが馴染み、表面から白っぽさがなくなり艶がどんどんと増してきます。
新品と半年使用したものを比べてみると一目瞭然。
使い方や個体差はありますが、だいたい1~2ヵ月程度で変化が感じられると思います。
本革はほとんどが使い込むと艶が増しますが、ブライドルレザーからブルームが消えたころの艶感は、革好きにはたまらない美しさです。
本革初心者でもできる手入れ方法
本革といってもお手入れに気負う必要はありません。
普段はほこりなどがついた場合のみ、乾いたやわらかい布で拭いていただくだけでOK
また、丈夫ではありますがもちろん使用していくうちにキズは付いてしまうと思います。
そういったキズすらもブライドルレザーらしい表情に見えるのが特徴ですので、気にする必要はありません。
他の本革よりも水は厳禁!
本革はシミになりやすいため水分は避けていただくのが基本ですが、ブライドルレザーはとくに気を付けてください。
使い始めのうちは小さな水滴だけでも水膨れようになってしまいますので、濡れたハンカチなどと一緒にバッグに入れるのは避けましょう。
エイジングしやすいブライドルレザーアイテム
ブライドルレザーはバッグやベルト、名刺入れなどさまざまなアイテムに使用されていますが、おすすめはお財布です。
ブライドルレザーは使い込むほどエイジングが進み美しさが増すので、できるだけ使用頻度が多いアイテムだとその変化を感じやすくなります。
いち早く変化を楽しみやい方は、まず財布から始めてみてはいかがでしょうか。
おすすめのブライドルレザー財布
※掲載の価格は、掲載当時のものとなります。現在の価格と異なる場合もございます。予めご了承ください。
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