ひな人形を飾り始める日
ひな人形は雛祭りには欠かせない大切な存在。
3日3日に出せは良いのは分かるけど、それより前に出しても良いの?という声を聞きます。
地域によって変わってきますが、一般的には二十四節気において春の始まりとされる立春を目安に、桃の節句の1週間前までに雛人形を出すのがベスト。
また、立春と同じく二十四節気の雨水といって雪解けの始まりを知らせる日に出すと、良縁に恵まれるとされています。
ちなみに2024年の立春は2月4日、雨水は2月19日です。
前日に飾るのはNG!?
時間が無いからといって、前日に雛人形を飾るのは『一夜飾り』になってしまうので、なるべく避けましょう。
『一夜飾り』が良くないとされている理由は諸説ありますが、葬儀の準備を連想させたり神様に対して誠意に欠ける、などとされています。
門松などの正月飾りによく用いられる表現ですが、雛人形も同じくその人の依り代となるものなので、できるだけ大切に、余裕を持って飾ってあげてください。
雛人形を片付けるタイミングは?
雛人形を片付けるタイミングは、桃の節句が過ぎればいつ片付けてもOK
地域の風習によって変わりますが、翌日に片付ける地域や1ヵ月ほど飾る地域もあります。
よく『雛人形を飾ったままにすると婚期が遅れる』といわれますが、これは『片付けできないとお嫁にいけませんよ』という子供へ教えるためのもの。
慌てて片付けるよりは、時間に余裕のあるときに丁寧に片付けてあげる方が、雛人形にとっても良いと思います。
雛人形を片付けるときの注意
雛人形は藁や木材で作られているものが一般的ですが、最近ではプラスチック製の雛人形やぬいぐるみのような雛人形も登場しています。
しかしどの雛人形も、片付けをする際に注意しておきたいポイントは同じです。
- ・片付ける際にはできるだけ手袋を使用する
- ・必ず埃は毛ばたきか洋服ブラシで払い落す
- ・天気がよく空気の乾いた日に行う
人の手から出る脂や積もってしまった埃は、虫やカビの大好物。
なるべく直接手で触れないようして、埃を落としてから収納してください。
また、木製であってもプラスチックであっても湿気はNG
雨の日や湿度の高い日は避けて、晴れた日に風通しの良い場所で片付けを行いましょう。
小さなことですが、たったこれだけでもカビや劣化を防ぐことができます。
三京商会では希少な木材のみを使った、日本製のひな人形を販売しています。
場所を取らないスリムでコンパクトなサイズと、愛らしい表情が魅力的な逸品です。
▽ 取り扱いひな人形一覧
No | 09000550r | 09000551r | 09000552r |
サイズ | 36.5×20 | 26.5×16.3 | 35.5×22 |
特徴 | 雪洞と桜の背景 | 桜の背景 | 壁掛け可 |
商品ページ | 商品ページ | 商品ページ |
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